K-POPの実力を証明した一枚。彼女たちの楽曲や洗練されたダンスを見ていると、アメリカでバックストリート・ボーイズやデステニーズ・チャイルドが流行していた時代を思い出す。そこには、パソコンの画面上…つまり、インターネット産業へと委託され、個々の実力よりも音楽/広告/ファッション業界から提案される斬新なアイディアが評価される現在のポップスからは失われてしまった、プロのアーティストとしてのメンタリティーがあった。だから、素人アイドルに金をつぎ込む日本人に背を向けて、「本国」アメリカへと進出することを選んだのもよくわかる。「雑魚に興味はない」というスタンス、そしてそう言えるために血のにじむ努力を繰り返す姿には、感動を覚えずにはいられない。
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